こんにちは。思い出すたびに魂が南米に旅立ってしまうminです。
今回は、不思議な都市ラパスの魅力をご紹介します。
皆さんは、ラパスという都市を知っていますか?
ラパスは南米ボリビアの事実上の首都。
ボリビアというとほとんどの人が、美しい鏡張りの絶景が見れる「ウユニ塩湖」を連想するかもしれません。
けれど、ラパスもウユニ塩湖に負けないくらい壮大な景色と、魅力たっぷりの都市なんです。
今回はそんな魅惑の都市、ラパスの見どころとびっくりしたことを、実際に行った体験をもとにご紹介します。
気軽に海外旅行に行けない今だからこそ。
おうち時間で旅行気分を味わいつつ、次の旅の計画を立てましょ♡
皆さんの旅の参考になったら嬉しいです。
ウユニ塩湖についてはこちらから。
・びっくりしたこと
まずは最初に、行ってみてびっくりしたことをご紹介。
- 富士山よりも標高が高い場所にもかかわらず、全力でサッカーをする子供たち
- 交通手段は車かロープウェイ
- 上空からアンデス山脈を一望できる
- めちゃくちゃ快晴なのに寒い
- 坂道がかなり急。しかも基本坂道
- 低地と高地の生活スタイルはまるで別の国
- 自然の造形が圧倒的な存在感
・基本情報
ラパスってどんなとこ?
ボリビアの首都はスクレですが、事実上の首都はラパスとなっています。
標高は3600メートルと世界で最も高地にある首都。
町全体がすり鉢状になっており、低地の中心部には高層ビルやマンションが立ち並ぶ近代的な街並みが続きます。
反対に、すり鉢状の縁にあたる標高4000メートルの高地に行くほど、貧しい人々の日干し赤レンガの住居が密集しています。
ラパスの空港、エル・アルト国際空港の標高は4000メートルを超える場所にあり、世界で最も高所にある空港です。
この空港はとても清潔で、薬局やATMもあるので必要なものはここで揃えることができます。
空港内のカフェの窓から見えるそびえたつ山々は圧巻ですよ。
中南米、バハカリフォルニア半島のメキシコの都市に「ラパス」<La Paz>
という綴りも同じ場所がありますので調べるときは、「ボリビア」と国名を入れることをおすすめします。
注意点
高山病
気候は高山気候なので空気は希薄です。
その為酸素が不足し、高山病の危険があります。
坂も多いのでゆっくり上り下りしてください。
心配な人は旅行前に国内の病院で高山病の薬を処方してもらいましょう。
私も高地に入る前に薬を飲みました。
おかげで高山病の症状は出ませんでした。
通貨
ラパスでは、一部のホテル以外は、基本的にすべて現金での支払いになります。
クレジットカードが使える店舗もありますが、空港などで現地通貨のボリビアーノに両替えしておくことをおススメします。
両替え所では日本円からの両替えができるところが少ないので、USドルがあると安心です。
また、実際に買い物の際に、USドルしか所持してないと伝えるとドルでもいいよ、と。
意外とドルでも使える場所があるようですね。
治安
残念ながらラパスは治安はあまり良くありません。
特に高地の空港付近、エルアルト地区は暗くなってからの一人歩きは避けてください。
中心地の低地、南エリアはオフィスや高級ホテルが立ち並ぶ富裕層が住んでいることもあり、比較的安全といえます。
それでも夜間の一人歩きは避けましょう。
気候とべストシーズ
- 年間平均気温は7度
- 高山気候に属するため、気温は低め(夕方、日が傾くと一気に寒さが厳しくなります)
- 標高が高いので日差しが強い
- 紫外線対策が必須
ベストシーズンは雨の心配もなく天候も安定している5月から8月の乾期。
9月から4月は雨期にあたるため観光には不向き。
・見どころ
リナレス通り(通称「魔女通り」)
通称「魔女通り」と呼ばれるこの通りには、たくさんの小さなお店が並びます。
この通りは、アンデスで昔から伝わる儀式に使用するアルパカの赤ちゃんのミイラや、奇妙な人形などを売っているお店が軒を連ねているため「魔女通り」の名前で呼ばれています。
けれど、不思議なお店ばかりではありませんので、ご安心を。
極彩色の布小物や色とりどりの装飾品のお店もたくさんあります。
民族衣装に身を包んだボリビア女性たちも行きかってとても賑やか。
ここは見て歩くだけでも楽しいですが、お土産探しにもピッタリなので、訪れる際には時間に余裕を。
私も、この通りで鮮やかな色合いの布小物を購入。
英語が全く通じず(数字も通じませんでした)、身振り手振りで値段交渉をしたのもいい思い出です。
月の谷(Valle de la la Luna)
「月の谷」の名前の通り、まるで月面のような地形が続く不思議な場所。
かたい岩が、風雨に浸食されこのようなかたちに。
自然が作り出した神秘的な風景は圧巻のスケールです。
敷地内は手すりも設置され、とても歩きやすく、ところどころ休憩できるベンチもありました。
標高が高い場所なので、無理せずゆっくり楽しんでください。
入場口付近には、清潔なトイレやお土産屋さんもあります。
壮大なラパスの自然が造った風景を、ゆっくり楽しんでください。
ミ・テレフェリコ (Mi Teleferico)
2014年に開業したミテレフェリコ(ロープウェイ)は何と観光用ではなく、住民のための公共交通機関。
「以前は、車で30分以上かかっていた場所までわずか10分で行けるようなったよ」と、現地のガイドさんも自慢気でした。
もちろん観光客も乗ることが出来ます。
数路線あり、路線は日本の地下鉄のように色分けされています。
路線図も見やすいので、迷うことなく行先を選べると思います。
各ゴンドラは10人まで乗れます。
大人数でも一緒に乗れるのでグループ旅行でも安心。
窓から見える、どんどんと変わっていく風景は決して見飽きることはありません。
生活の気配を感じる住宅地の上や、地元住民が忙しそうに行きかう市場の上を、ゆっくりゆっくりと進んで行く上空散歩はここでしか味わえません。
ラパスに行ったら是非体験してください。
New Tokyo
南米旅で日本料理が恋しくなったら、ぜひニュー東京へ。
ここは、ラパスの富裕層が足しげく通う日本料理のレストラン。
高い壁に囲まれており、セキュリティーも安心。
地元ボリビア人のおススメで行きました。
とても美味しかったです。
特にお米が!
久しぶりに食べた、ふっくら美味しい白米に一同感激でした。
行く際には予約を忘れずに。
さいごに
ボリビアの首都、ラパスは日本から所要時間30時間以上と遠い場所にあります。
また、ちょっと高地にいくと標高4000メートルと、富士山よりも高い場所もたくさんあります。
けれど。
ここでしか見ることができない壮大な風景が待ってます。
この記事が次の旅の参考になったら嬉しいです。
では、また。
いつもありがとうございます。
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